先月、山口・下関を訪れました。
長州藩について学びたいと思い、昨年から読んでいた司馬遼太郎著「世に棲む日々」を読む中で、非常に感銘を受けたのは、高杉晋作による「下関の決起」でした。
これなくして倒幕はなし得なかったというほどの価値があり、当時混沌としていた長州藩の意志を統一し、はっきりと幕府に対して武力を持って戦う方向へ示した、強烈なリーダーシップだったと思います。

高杉晋作が挙兵した寺は下関市長府にある功山寺という700年の歴史を持つお寺です。
高杉晋作の銅像からはわずか80名という少人数で藩に立ち向かった晋作の強い決意を感じました。その他に毛利家のお墓や都落ちした五卿が滞在した書院などありました。

続いて、下関駅から歩いたところに、白石正一郎邸跡・奇兵隊結成の地がありました。
白石正一郎さんは高杉晋作、久坂玄瑞、坂本龍馬など、400人にも及ぶ藩内外の多数の志士たちを資金面で援助しており、明治維新における影の功労者とも呼ばれている方です。

続いて訪れたのは、高杉晋作終焉の地。病(肺結核)をおして小倉口の戦いを指揮した高杉晋作は、慶応3年(1867)4月14日、27歳8カ月の短くも激しい生涯を閉じました。

次に訪れたのは、櫻山招魂場(桜山神社)です。桜山神社は高杉晋作の発議により、殉国の志士の神霊を祀る招魂場として築かれました。
吉田松陰を中心に、維新に散った志士たち約400柱が祀られています。名もない者にいたるまで等しく祀られていて、整然と立ち並んでいる霊標から、奇兵隊における武士、町人の身分制を越えた新しい時代を感じさせるものがありました。
この招魂場が日本初と最初となり、全国に広がって、靖国神社が造られたそうです。

今回、1日しか時間がとれませんでしたが、下関はとても見応えがある土地で、沢山の歴史的な名所があり、また訪れたいと思いました。
ふく料理もとても美味しかったです♪



