新年のご挨拶と三社参りを通して― 令和八年のはじまりに ―

日本のアモールファティ

あけましておめでとうございます。
2026年(令和八年)が始まり、少し時間が経ちましたが、今年最初のブログ投稿になります。

旧年中ご縁をいただいた皆さま、本当にありがとうございました。
出会えた一つ一つのつながりに、心から感謝しています。

今年の一文字は「拓」にしました。
心を整えることを大切にしながら、
新しいことも楽しんでいきたいと思います。

AIが急速に進化する時代だからこそ、人間としての在り方、心の姿勢、日本人としての精神性を、より丁寧に見つめ直していきたい。
あらためてこのブログでも、そうした気づきや学びを、発信していきたいと思います。

年のはじめに、仲間と一緒に松陰神社・乃木神社・明治神宮にて三社参りをしました。
それぞれの神社で感じたことは異なりながらも、一本の軸でつながっているように感じた一日でした。

松陰神社では、松陰先生のお墓をはじめ、周囲のお墓がとても丁寧に整えられていることが強く印象に残りました。
そこから感じたのは、個人を超えた意思の結集です。

松下村塾で共に学び、同じ時代に志を抱いた人たちが、
死後もなお同じ場所に在り続ける。
「生きている間だけでなく、死んだ後も一緒にいたい」
そんな想いが、空間全体に静かに宿っているようでした。

おみくじに記されていた松陰先生の言葉。

一己の労を軽んずるに非ざるよりは、
いずくんぞ兆民の安きをいたすを得ん

自分一人の労を軽んじないからこそ、多くの人の安寧が成り立つ。
志とは、自己犠牲ではなく、責任を引き受ける覚悟なのだと、改めて胸に刻まれました。

乃木神社では、乃木将軍が馬をとても大切にしていたというエピソードが心に残りました。
武人としての厳しさだけでなく、命あるものへの深い慈しみ。
そのやさしさを内包した強さが、この神社の空気をつくっているように感じました。

おみくじにあった乃木将軍の言葉。

門の松にしらしめ、縄を引きはえて、
神代ながらの朝日をろがむ

そして添えられていた言葉。
「初心にかえり励めば万事順調に叶えられます」

積み重ねてきたものがあるからこそ、初心に立ち返る。
原点を忘れず、日々を誠実に生きることの大切さを教えられました。

明治神宮も緑に囲まれ、空気も澄んでいてとても気持ちの良い場所でした。引いたおみくじには、明治天皇の御製が記されていました。

萬代の国のしづめと大空に、
あふぐは富士のたかねなりけり

千代に八千代に、ますます発展する日本の国。
その鎮めとして、変わらず大空に仰がれる富士の高嶺。

個人の人生や一時代を超え、
国の在り方そのものを見つめる視座を思い出させてくれる歌でした。

三社を巡りながら、
「強さとは何か」「志とは何か」「日本人として生きるとは何か」
そんな問いが、静かに一つの線で結ばれていきました。

過去の偉人たちは、遠い存在ではなく、
今を生きる私たちの在り方を、今なお問い続けているのだと感じる一日でした。

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