明治維新の精神〜「世に棲む日々1〜4」〜

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昨年から大河ドラマにハマり、幕末の歴史ドラマを観ていたのですが、長州藩についてもっと知りたくなり、今年に入り、 司馬遼太郎著『世に棲む日々』(全4巻) を読みました。

前半は吉田松陰、後半はその弟子・高杉晋作を中心に描かれており、彼らの生き様を通じて幕末の長州藩の動きがよく理解できる内容でした。

明治維新の精神を遡ると、その原点は吉田松陰にあり、彼の意志を松下村塾の門下生たちが受け継いで新しい日本を築いたことがわかります。特に松陰の叔父であり、松下村塾の創始者でもある 玉木文之進 の教育が、少年時代の松陰に大きな影響を与え、その武士道精神を育んだことを感じました。
また、乃木希典も玉木文之進の教えを受けており、明治維新において重要な役割を果たした2人が同じ師のもとで学んだことから、教育の持つ影響力の大きさ を改めて実感しました。

さらに、高杉晋作をはじめとする松陰の弟子たちの強烈な行動力には圧倒されました。彼らの実践力を通じて、幕末の侍たちがどれほどの覚悟と行動力を持っていたのかを強く感じました。

当時、日本は欧米諸国の黒船来航をきっかけに目覚め、アジアで唯一、国家として世界に大きな影響を与える存在となりました。

この歴史を現代に重ね合わせると、今、AIの急速な進化が 「黒船」 のように私たち人類に大きな変革を迫っていると感じます。宗教や人種、国家、イデオロギーを超え、AIは 人間そのものの存在を脅かす可能性 を持っており、私たちは今こそ大きく変化しなければならないタイミングに立っています。

明治維新の精神や生き方は、現代にも通じるものがあります。日本にはこのような偉大な先人たちがいたことを誇りに思うと同時に、松下村塾のように時代を切り拓く教育が、今こそ必要だ と強く感じました。

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